「コナンの映画で一番クズな犯人って誰?」
「コナン映画に出てくる犯人、時々ヤバすぎない…?」
これまでに27作品が公開されている劇場版「名探偵コナン」。
コナンの醍醐味であるスリル満点のストーリーはもちろん、犯人の犯行内容や動機も見どころの一つです。
しかし中には、「さすがに同情できない…」「関係ない人を巻き込んでヤバすぎる!」と思ってしまうような、自己中心的な“クズ犯人”も登場します。
そこでこの記事では、コナン映画に登場する“クズすぎる犯人たち”をランキング形式で紹介!
動機の身勝手さ、被害の大きさ、人間性などをもとに、5段階評価で歴代の最低最悪な犯人を徹底解説していきます。
クズ度ランキング第1位. 山尾渓介:沈黙の15分(クォーター)

クズ度:★★★★★(5/5)|犯行動機:盗んだ宝石の回収と目撃者の口封じ
山尾渓介は、劇場版『沈黙の15分(クォーター)』に登場する、コナン映画史上屈指の“クズ犯人”。
過去に宝石強盗とひき逃げ事故を起こして服役した前歴がありながら反省が乏しく、出所後は村に隠した宝石を回収するために再び凶行へ走りました。
山尾はダム建設で宝石を隠した場所が水没したことから「ダムそのものを爆破して回収する」という常軌を逸した大規模破壊計画を立案。
計画を実行に移す過程で、都知事への脅迫を行い、地下鉄・高速道路・携帯基地局を使った爆破工作テストまで仕掛けました。
さらに犯行を見た立原冬馬を崖から突き落として放置したり、宝石強盗を知った氷川尚吾も殺害したりするなど、やりたい放題。
- 前科の上に重ねるさらなる犯罪
- 広域災害につながりかねない規模の破壊計画
- 被害者や地域社会への配慮ゼロ
という三重の悪質さから、“コナン映画至上圧倒的クズ王”と評価せざるを得ない最低最悪の犯人だといえます。
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クズ度ランキング第2位. 西条大河:迷宮の十字路(クロスロード)

クズ度:★★★★★(5/5)|犯行動機:義経になりたかった+盗品の独占
西条大河は、物腰の柔らかな古書店主として振る舞いながら、裏では窃盗団「源氏蛍」の“弁慶”として暗躍した危険人物。
源義経を崇拝する一方、自身が義経ではなく弁慶役として扱われることに劣等感を抱いていました。
表向きに語った動機は「義経になりたかった」というもので、もはや意味不明(笑)
ただ西条の真の狙いは、仲間と共有していた盗品を道場開設資金として独占すること。
目的達成のために剣や弓を使い、過去に一緒に行動した窃盗仲間を一人ずつ計画的に始末しました。
金銭と自己承認欲を満たすためだけに犯行を重ねていったため、大クズと言われている人物です。
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クズ度ランキング第3位. 本上和樹:漆黒の追跡者(チェイサー)

クズ度:★★★★★(5/5)|犯行動機:妹の復讐
本上和樹は、几帳面な性格の公認会計士でありながら、妹・なな子の死をきっかけに復讐に走った犯人。
かつてホテルで火災事故が発生した際、妹のなな子はエレベーターに乗れず、炎に巻き込まれて命を落としています。
本上はその出来事を「乗っていた7人が妹を見殺しにした」と思い込み、連続殺人を計画。
火災事故でエレベーターに乗っていた人物たちを次々と殺害しました。
さらには、妹の恋人だった水谷浩介に罪をなすりつけるように偽装し、周到な計画のもとで犯行を重ねていったのです。
しかし、真実はまったく異なっていました。
なな子は自分より他人を優先してエレベーターに乗せ、自ら危険に残ったことで命を落としたのです。
助かった人々はななこに深く感謝し、墓参りまで欠かさず続けていました。
本上の復讐は、なな子の優しさを踏みにじるもの。
感情に支配され、何の罪もない人々を手にかけた本上和樹は、「痛恨級のクズ犯人」と言わざるを得ないでしょう。
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クズ度ランキング第4位. プラーミャ:ハロウィンの花嫁

クズ度:★★★★★(5/5)|犯行動機:警察学校組への復讐
プラーミャは、国際的な爆弾魔にして冷酷な暗殺者。自分の正体や情報を知る者は、子どもであろうと容赦なく排除しようとする非情な人物です。
作中では公安の降谷零(安室透)をに首輪爆弾を仕掛けたり、少年探偵団ごとビルを爆破しようとしたり、やり口は完全にテロリストそのもの。
元々は3年前、公安の警察学校組に追い詰められ右肩を撃たれたことをきっかけに、警察学校組へ異常な執着心を抱くようになりました。
爆弾魔を脱走させて、降谷をおびき寄せたうえで爆殺しようと計画。
さらに敵対組織「ナーダ・ウニチトージティ」の構成員を日本におびき寄せ、渋谷をまるごと爆破して一掃しようとする非道な作戦も実行しようとしました。
一見すると華やかな女性・クリスティーヌを装いながらも、正体はただの犯罪者。
悪意と復讐心だけで突き進む“コナン映画史上でも屈指のクズ犯人”です。
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クズ度ランキング第5位. 日下部誠:ゼロの執行人

クズ度:★★★★☆(4/5)|犯行動機:公安警察への復讐
日下部誠は、負け知らずと評されるエリート検事で、法を操る側であることに強い誇りを持つ人物です。
しかしその裏では、公安の協力者だった羽場二三一が拘束中に死亡したとされる件に激しい怒りを抱き、公安警察に対して深い恨みを募らせていました。
その結果、日下部は次のような重大事件を引き起こします。
- サミット会場の爆破
- IoT機器を悪用した大規模なサイバーテロ
- 無人探査機「はくちょう」のカプセルを警視庁に落下させる計画(未遂)
いずれも、羽場を切り捨てた公安という組織を社会的に抹殺することを目的とした復讐の一環でした。
しかし、日下部の認識は完全な誤解でした。
羽場二三一は実際には公安に守られており、身を守るために“自殺を装った保護措置”が取られていただけだったのです。
真相も知らず、憎しみに突き動かされて多くの一般人や警察官を巻き込んだ日下部の行動は、まさにテロそのもの。
正義を掲げながら大量破壊を試みる姿は、もはや理性的な判断を失っているとしか言えません。
クズというより、“正義をはき違えた危険なクレイジー犯人”として、極めて悪質な存在だと思います。
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クズ度ランキング第6位. レオン=ロー:紺青の拳(フィスト)

クズ度:★★★★☆ (4/5)|犯行動機:シンガポールの再構築
レオン=ローは、名探偵であり犯罪心理学者としても名を馳せた人物ですが、シンガポール再開発のために街を一度破壊して作り直そうとする計画を企てていた危険事物です。
計画の鍵となるのが、空手の大会優勝者に贈られるブルーサファイア「紺青の拳」。
宝石を手に入れるために、計画の障害となったシェリリン・タンを殺害しました。
真相に気づいたレイチェル・チェオングも口封じで殺害し、怪盗キッドに罪をなすりつけようとします。
さらに、園子を事故に巻き込むことで大会に出場していた京極真を追い詰めたり、海賊と手を組んでマリーナベイの破壊計画を実行しようとしたり…。
手段を選ばない凶行を次々と重ねていきました。
「シンガポールを作り直す」というしょうもない理由で多くの人を殺害し、無関係の人間を巻き込み、街を破壊するなど、常軌を逸した行動だなと思います。
コナン映画でもトップクラスのクソ野郎です。
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クズ度ランキング第7位. 浦思青蘭:世紀末の魔術師

クズ度:★★★★☆(4/5)|犯行動機:ラスプーチンの屈辱を晴らす
浦思青蘭(ほし・せいらん)は、ロマノフ王朝の研究家として登場しますが、その正体は国際指名手配中の強盗殺人犯“スコーピオン”です。
「ラスプーチンに関わる遺産は、自分こそが継承すべき正当な持ち主である」という思想にとらわれており、凶行に及びました。
浦思の目的は、ロマノフ王朝の宝であるインペリアル・イースター・エッグを奪い、ラスプーチンの無念を晴らすこと。
その手段として、怪盗キッドを襲撃し、さらには2人の人物を殺害。標的が増えていく中で、蘭や毛利小五郎にまで容赦なく襲いかかりました。
目的のためなら誰が犠牲になろうと構わないという姿勢は、倫理観が完全に崩壊していと言って過言ないでしょう。
まさに“最悪レベルのクズ犯人”と言って良いと思います。
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クズ度ランキング第8位. 森谷帝二:時計じかけの摩天楼

クズ度:★★★★☆(4/5)|犯行動機:シンメトリーへの美学と新一への逆恨み
森谷帝二は、「左右対称(シンメトリー)」に強い執着を抱く著名な建築家です。
完璧な対称が美しさの基準になっており、それ以外の建築を“欠陥”とする極端な完璧主義者でもあります。
かつて森谷が手がけた建築物の中には、建築規制の影響で非対称になってしまった作品がいくつか存在しました。
それらの“出来損ない”を許せなかった森谷は、爆薬を盗んで連鎖爆破計画を立案し、自らの“出来損ない”建築をまとめて吹き飛ばそうとしたのです。
さらに、新一の推理によって西多摩市ニュータウンの建築がストップしたことにより、新一に恨みを抱くように。
新一に挑戦状を送りつける形で、環状線の列車や米花シティビルを巻き込んだ爆破事件を引き起こし、多数の一般市民を危険にさらしました。
自分の美学のためなら大量破壊も辞さないという姿勢は、クズというよりも狂気そのもの。
映画シリーズ第一作にして、強烈なインパクトを残した凶悪犯です。
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クズ度ランキング第9位. 藤岡隆道:天空の難破船(ロスト・シップ)

クズ度:★★★★☆ (4/5)|犯行動機:国宝の仏像を盗むこと
藤岡隆道は、表向きはルポライターですが、実は「赤いシャムネコ」の名前を騙って飛行船をハイジャックした黒幕です。
まずは仲間のレポーター西谷かすみ、カメラマン石本順平、さらに雇った傭兵集団とともに飛行船を制圧。
「殺人バクテリアをばらまいた」と嘘の情報を流し、大阪・奈良を大パニックに陥れます。
その裏で、藤岡自身も“感染者”を装って隔離され、誰にも怪しまれずに仲間へ指示を出していました。
目的は、パニックを起こして奈良の街から人を追い出し、興福寺の仏像を盗み出して売りさばくというもの。
実際には“殺人バクテリア”など存在せず、天然塗料の漆によって感染を装ったフェイクでした。
殺人こそ起きていないものの、飛行船ハイジャック、大規模なバイオテロ偽装、文化財窃盗未遂と、犯行は極めて悪質。
まさに“金のためなら何でもするクズ犯人”と言えると思います。
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クズ度ランキング第10位. 清水麗子:探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)

クズ度:★★★★☆(4/5)|犯行動機:奪った現金の独り占め
清水麗子は、CRY横浜犯罪研究会に所属し、伊東末彦の秘書室長を務めていた人物です。
10年前に西尾正治・伊東末彦と共に現金輸送車を襲撃し、大金を奪っていました。
麗子は最初から仲間を裏切る予定で、西尾正治をライフルで射殺。
加えて、伊東に「自分がやったのかもしれない」と思い込ませる形で、罪を全て被せようとしていました。
その後、西尾殺害の容疑がかかると自殺を装って逃走。CRYの先輩であった深山にかくまってもらいながら身を潜めました。
しかし、事件の真相に近づくコナンや平次の動きを察知すると、殺し屋まで雇って2人を消そうとする始末。
計画が失敗すると、今度は深山が逮捕されそうになるのを見て、今まで助けてもらった恩をあっさり切り捨てました。
最後は伊東の命を狙おうとするも失敗。
関わった人たちの命を平気で使い捨てにしながら、自分だけ逃げ切ろうとする姿勢は、かなりのクズっぷりだなと思います。
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クズ度ランキング第11位. 沢木公平:14番目の標的(ターゲット)
クズ度:★★★★☆(4/5)|犯行動機:味覚障害の原因となった相手への復讐
沢木公平は、一流ソムリエとして活動していた人物。
味覚を人生の軸にしていましたが、とある事故が原因で味覚障害を負ってしまいました。
事故を引き起こした人物、加えてソムリエとしての品格を侮辱した人物など、自身にストレスを与えた人物への復讐を決意します。
犯行にあたっては、仮出所中の村上丈に罪をなすりつけるため、トランプの数字になぞらえた殺人計画を実行
沢木が特にクズと言われる理由は、トランプの数字の数合わせのために目暮警部、妃英理、阿笠博士、小五郎など元々のターゲットではない無関係な人物も襲撃したこと。
しかも、利用するだけの存在だった村上までも殺害しています。
事故の被害者という側面があるとはいえ、無関係な人々を巻き込んだところは、自己中心的で“クズ評価高め”の犯人といえます。
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クズ度ランキング第12位. 酒井なつき:銀翼の奇術師(マジシャン)

クズ度:★★★☆☆(3/5)|犯行動機:ヘアメイクの夢を潰された逆恨み
酒井なつきは、人気女優・牧樹里の専属ヘアメイクとして腕を認められる有能な人物。
ただ、わがままで自己中心的な樹里にキャリアを縛られ、ハリウッド進出の道を妨害されたことで行き場のない怒りを抱えていました。
やがて、感情は復讐へと変わり、なつきは樹里を排除することを決意。
樹里が飛行機に乗る前に耳抜きをする癖を逆手に取り、ファンデーションに毒を仕込んで手に毒を付着させ、機内でチョコを食べた際に毒殺するという巧妙な手口を実行しました。
しかし、この毒が機長・副操縦士にも影響を及ぼし、飛行機そのものが墜落の危機に。
個人的な復讐のために、乗客全体を巻き添えにしたという点で、犯行の危険性は非常に高いものでした。
なつきが「メイクとしてのプライドを…」と動機を語る際に、普段女性に優しい小五郎でさえ「プライドなんて言葉を使う資格はない」と強く叱責するほど。
夢を壊された痛みは理解できるものの、仕事道具であるメイク用品を凶器に使い、結果的に多数の乗客を危険に晒した点は、やはりクズと言えるなと思います。
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クズ度ランキング第13位. 宮台なつみ:業火の向日葵

クズ度:★★★☆☆(3/5)|犯行動機:贋作のひまわりを本物のひまわりと並べたくなかった
宮台なつみは、ゴッホの「ひまわり」に強い執着を抱く鑑定士で、鈴木次郎吉が“ひまわり展”のために招集した「7人のサムライ」の一人です。
彼女は、贋作が本物と並んで展示されることに強い嫌悪感を抱き、偽物は排除されるべきと考えていました。
そして、ひまわりを運搬中の輸送機に爆薬を仕込み、混乱に乗じて絵を外に放り出そうとします。
計画はキッドにより失敗に終わりますが、今度は展示される5枚の「ひまわり」を美術館ごと焼却するというさらなる暴挙に…。
絵はもちろん多くの人々を危険に巻き込みました。
大勢の人命や施設を巻き添えにする破壊的行動は、もはや“芸術テロ”の域。
自らの理想を守るためには、どれだけの損害も考えない姿勢は明らかに常軌を逸しており、“クズ”+”キチガイ”な犯人と言えるでしょう。
さらに追い打ちをかけたのが、なつみが「贋作」と断定したひまわりが、実は本物だったという事実。
多くの人を巻き込んでまで破壊しようとしたひまわりが本物だったという皮肉な展開に、「本物も見抜けないってどういうこと?」と感じた人も多いと思います。
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クズ度ランキング第14位. 風戸京介:瞳の中の暗殺者

クズ度:★★★☆☆(3/5)|犯行動機:過去の殺人の隠蔽
風戸京介は、東都大学付属病院に勤務する優秀な外科医で、警察からも信頼されていた人物です。
そんな風戸はある手術中、同僚の仁野保にメスで手を傷つけられ、外科医としての生命を脅かされる事態に直面します。
当初はただの事故として処理されましたが、後日、仁野との酒席で“わざと手首を切った”という事実を知らされ、激しい怒りに駆られた風戸は仁野を殺害してしまいました。
この事件は当時、自殺として処理されましたが、時が経って再捜査が決行。
風戸は、自身の罪が明るみに出ることを恐れ、再捜査に関わる警察官・奈良沢と芝を銃で射殺、さらに佐藤刑事を銃で襲った際に顔を見た蘭も襲撃していきました。
命を救うべき医師が連続殺人鬼に転落した転倒ぶりが象徴的で、物語後半で犯人として現れた風戸の表情は、まさに“暗殺者”そのもの。
トロピカルランドで銃を乱射するなど、冷静さを失った狂気の行動が目立ちました。
まさに医師としての倫理を捨てた“クレイジーで危険なクズ犯人”と言えると思います。
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クズ度ランキング第15位. 譜和匠:戦慄の楽譜(フルスコア)

クズ度:★★★☆☆(3/5)|犯行動機:息子の敵討ち
譜和匠は、かつて絶対音感を武器に活躍した名調律師であり、のちに音楽ホールの館長となった職人気質の人物です。
しかしその内面では、息子を死に追いやったとされる音楽アカデミー関係者への復讐心と、自身が音楽界で必要とされなくなった喪失感が交錯し、精神的に追い詰められていました。
その末に、譜和は練習室の爆破を皮切りとする連続殺人を実行。
秋庭怜子や少年探偵団を巻き込み、最終的には堂本ホールを丸ごと爆破しようとするという、極めて危険な計画にまで発展していきます。
その結果、命の危険にさらされた人物は多数にのぼり、無関係な元太にまで実害が及ぶなど、もはや個人的な復讐の域を超えた大事件となりました。
とはいえ、動機の根底には息子を想う父親としての悲しみがあり、完全に理解できないとは言い切れないかなと。
私情によって一線を越えてしまった点は非難されるべきですが、同情の余地が残る分、“クズ度”はやや控えめかなと思います。
【関連】映画「戦慄の楽譜」の犯人についてやあらすじについてはこちら↓


映画コナンの犯人は、クズがたくさんいる
名探偵コナンの映画に登場する“クズ犯人”たちを、ランキング形式でご紹介してきました。
改めて振り返ると、復讐や逆恨みといった共感しがたい理由で事件を起こした犯人がけっこう多いなと思います。
中には、無関係な人々を巻き込みながら犯行を行うような、極めて身勝手な犯人もいましたね。
スケールの大きな展開が魅力のコナン映画ですが、犯人の”クズっぷり”にも注目すると、もっとストーリーを楽しめると思います。
コナン映画を観る方は、ぜひ犯人の人間性にも注目してみてください。
【関連】過去の映画の犯人一覧については以下記事で解説

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