「コナン映画はどれから観ればいいの?」
「時系列が良い?それとも人気順?何から映画を見たら良いか知りたい!」
これまでに28作品が公開されてきた劇場版『名探偵コナン』は、毎回スリリングな謎解きと迫力あるアクションでファンを魅了してきました。
アニメや原作とはまた違ったスケール感や演出、そして劇場版ならではの人間ドラマや伏線の回収も大きな魅力です。
しかし、長く続くシリーズだからこそ「観る順番」で楽しみ方が変わります。
公開順でキャラクターを追うのか、原作の本筋に沿って物語をたどるのか、あるいは好きなキャラや人気作から入るのか――選び方はさまざま。
そこで今回は、劇場版『名探偵コナン』をもっと楽しむために、おすすめの鑑賞順をわかりやすく解説します!
【最初に結論】初めてコナン映画を見るなら公開日順がおすすめ!

結論から言うと、劇場版『名探偵コナン』は、まず公開された順番で観るのがおすすめ。
シリーズを重ねるごとに登場人物や仲間が増えていき、第1作目から追っていくことで、その成長や関係性の変化を自然に楽しめます。
キャラクターが初登場する回では、名前やコナンとの関係性が丁寧に説明されますが、2回目以降の登場ではそうした紹介がほとんどありません。
そのため途中から観ると、「この人は誰?」となってしまうことも。
公開順で観れば、人物の背景や性格、ストーリーの積み重ねがわかりやすくなります。
とはいえ、コナン映画は基本的に1作ごとに物語が完結します。
シリーズの知識がなくても十分楽しめるので、気になるタイトルやテーマから観始めるのも良い方法です。
名探偵コナンの公開日順↓
公開月 | 作品名 |
---|---|
1997年4月19日 | 時計じかけの摩天楼 |
1998年4月18日 | 14番目の標的(ターゲット) |
1999年4月17日 | 世紀末の魔術師 |
2000年4月22日 | 瞳の中の暗殺者 |
2001年4月21日 | 天国へのカウントダウン |
2002年4月20日 | ベイカー街(ストリート)の亡霊 |
2003年4月19日 | 迷宮の十字路(クロスロード) |
2004年4月17日 | 銀翼の奇術師(マジシャン) |
2005年4月9日 | 水平線上の陰謀(ストラテジー) |
2006年4月15日 | 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) |
2007年4月21日 | 紺碧の棺(ロジャー) |
2008年4月19日 | 戦慄の楽譜(フルスコア) |
2009年4月18日 | 漆黒の追跡者(チェイサー) |
2010年4月17日 | 天空の難破船(ロストシップ) |
2011年4月16日 | 沈黙の15分(クォーター) |
2012年4月14日 | 11人目のストライカー |
2013年4月20日 | 絶海の探偵(プライベート・アイ) |
2014年4月19日 | 異次元の狙撃手(スナイパー) |
2015年4月18日 | 業火の向日葵 |
2016年4月16日 | 純黒の悪夢(ナイトメア) |
2017年4月15日 | から紅の恋歌(ラブレター) |
2018年4月13日 | ゼロの執行人 |
2019年4月12日 | 紺青の拳(フィスト) |
2021年4月16日 | 緋色の弾丸 |
2022年4月15日 | ハロウィンの花嫁 |
2023年4月14日 | 黒鉄の魚影(サブマリン) |
2024年4月12日 | 100万ドルの五稜星(みちしるべ) |
【関連】歴代の映画コナンについて順番で以下記事で詳しく解説しています↓

【原作に関係がある順】コナンの本筋を追いたい人におすすめ!

黒の組織や主要キャラクターの因縁に迫る“本筋”回を続けて観れば、伏線が回収される瞬間を最大限味わえるようになります。
赤井や安室、平次と和葉など、人気キャラの関係性も深く描かれ、原作の核心部分がより理解できるはず。
物語重視の人におすすめですが、シリアスな内容が続くため、間に気軽に楽しめる単発系作品を挟むと見やすくなりますよ。
コナンの原作と関連性が高い映画順
作品名 | 公開年 | コナン原作に関係する簡単なネタバレ |
---|---|---|
14番目の標的(ターゲット) | 1998年 | ・毛利小五郎と妃英理が別居した理由 |
世紀末の魔術師 | 1999年 | ・怪盗キッドにコナンの正体がバレる |
瞳の中の暗殺者 | 2000年 | ・原作1話目に登場したトロピカルランドが舞台 |
天国へのカウントダウン | 2001年 | ・黒の組織が映画初登場! |
迷宮の十字路(クロスロード) | 2003年 | ・綾小路警部が初登場! |
探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) | 2006年 | ・白馬探が映画初登場! |
漆黒の追跡者(チェイサー) | 2009年 | ・黒の組織のアイリッシュが登場! |
異次元の狙撃手(スナイパー) | 2014年 | ・沖矢昴が赤井秀一であることが判明! |
純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 | ・黒の組織のキュラソーが登場! ・黒の組織のNo.2:RUMの名が登場 ・降谷零(安室透)が松田陣平と警察学校時代の友人であることが判明 |
から紅の恋歌(ラブレター) | 2017年 | ・大岡紅葉が初登場! |
ゼロの執行人 | 2018年 | ・黒田兵衛が安室透(公安)の上司であることが判明 |
緋色の弾丸 | 2021年 | ・赤井秀一とメアリーの関係性が判明 ・コナンのスマホ2台持ちから、世良真純に正体を疑われる |
ハロウィンの花嫁 | 2022年 | ・エンディングに警察学校組のメンバーが登場 |
黒鉄の魚影(サブマリン) | 2023年 | ・RUMとボスが最近会っていないことが判明 ・認証システムはボスにとっては不都合 |
100万ドルの五稜星(みちしるべ) | 2024年 | ・黒羽盗一が生存していた ・怪盗コルボー=黒羽盗一 |
隻眼の残像(フラッシュバック) | 2025年 | ・大和敢助の左目の傷の謎 |
【関連】映画を含めたコナンの重要回について以下で解説↓

【メインキャラ順】気になるキャラがいる人におすすめの順番を紹介!

気になるキャラがいるなら、そのキャラがメインの映画を順番に見るのもおすすめ。
名場面や名セリフを効率よく押さえられるので、短時間でキャラの魅力を掴めるようになります。
服部平次、怪盗キッド、赤井秀一、安室透などコナン映画には重要キャラクターがキーパーソンとなった作品が多いので、ぜひキャラから見ていくのも良いですよ。
黒の組織が登場する劇場版名探偵コナンの作品順

劇場版『名探偵コナン』で黒ずくめの組織が登場する映画はこちら!
全作品ともジンを始めとした黒ずくめの組織のメンバーが登場します。
特に『天国のカウントダウン』や『黒鉄の魚影(サブマリン)』は、黒の組織と対峙した灰原の感情にフォーカスが当てられたシーンが多く、灰原ファンにもかなりおすすめです!
作品名 | 公開月 |
---|---|
天国のカウントダウン | 2001年 |
漆黒の追跡者(チェイサー) | 2009年 |
純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 |
黒鉄の魚影(サブマリン) | 2023年 |
【関連】黒の組織が登場する映画について詳しく解説しています↓

服部平次が登場する劇場版名探偵コナンの作品順

劇場版『名探偵コナン』で服部平次が登場する映画はこちら!
全作品とも平次が事件解決に挑む姿や、コナンとの息の合った推理バトルが見どころです。
特に『迷宮の十字路(クロスロード)』と『から紅の恋歌(ラブレター)』では、平次と和葉の関係性に焦点が当てられており、二人の絆や恋模様を楽しみたい方にもおすすめです!
作品名 | 公開年 | おすすめ度 |
---|---|---|
迷宮の十字路(クロスロード) | 2003年 | ★★★★★(5/5) |
から紅の恋歌(ラブレター) | 2017年 | ★★★★★(5/5) |
探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) | 2006年 | ★★★★☆(4/5) |
世紀末の魔術師 | 1999年 | ★★★☆☆(3/5) |
絶海の探偵(プライベート・アイ) | 2013年 | ★★★☆☆(3/5) |
天空の難破船(ロストシップ) | 2010年 | ★★★☆☆(3/5) |
漆黒の追跡者(チェイサー) | 2009年 | ★★☆☆☆(2/5) |
【関連】服部が登場する映画については以下記事で解説↓

赤井秀一が登場する劇場版名探偵コナンの作品順

劇場版『名探偵コナン』で赤井秀一が登場する映画はこちら!
FBI捜査官としての鋭い洞察力や、狙撃の腕前を活かした活躍が描かれます。
特に、『異次元の狙撃手(スナイパー)』では沖矢昴の正体が赤井秀一であることが最後に判明するシーンあり。
その後に、赤井の過去や信念に迫るシーンが多い2作品を見進めるのがおすすめです。
作品名 | 公開月 | おすすめ度 |
---|---|---|
異次元の狙撃手(スナイパー) | 2014年 | ★★★★★(5/5) |
純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 | ★★★★★(5/5) |
緋色の弾丸 | 2021年 | ★★★★★(5/5) |
黒鉄の魚影 | 2023年 | ★★★★★(5/5) |
【関連】赤井秀一と沖矢昴が登場する映画についてはこちら↓

安室透が登場する劇場版名探偵コナンの作品順

劇場版『名探偵コナン』で安室透が登場する映画はこちら!
探偵・公安警察官・黒ずくめの組織の一員という三つの顔を持つ安室の、多面的な魅力が堪能できます。
特に『ゼロの執行人』は、安室透が物語の中心人物になっていて、コナンが「今回の安室さんは敵かもしれない」と思うほど意味深な立ち位置になっています。
安室透というより、公安警察の古谷零としての本来の姿が描かれているので、どんな人物か知りたい方は『ゼロの執行人』から見るのがおすすめです。
作品名 | 公開月 | おすすめ度 |
---|---|---|
ハロウィンの花嫁 | 2022年 | ★★★★★(5/5) |
ゼロの執行人 | 2018年 | ★★★★★(5/5) |
純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 | ★★★★★(5/5) |
黒鉄の魚影(サブマリン) | 2023年 | ★★★★☆(4/5) |
隻眼の残像(フラッシュバック) | 2025年 | ★★★★☆(4/5) |
【関連】安室透が登場する映画の登場回はこちら↓

【興行収入順】ハズレ無しの映画を見たい人におすすめ!

ハズレ無しの映画を見たい方には、観客から高い支持を得たヒット作から見るのがおすすめ。
特に近年のヒット作はスケールや作画、テンポが現代的で、最新のコナンの魅力を一気に味わえるのがポイント。
特に話題作ほど過去の設定や本筋への言及も多い傾向があり、コナンの本筋部分も簡単につかめるようになります。
ただし、話が前後してしまうこともあるので、物語の背景を丁寧に追いたい人は、公開日順と組み合わせて見進めてみましょう。
順位 | 作品名 | 公開年 | 興行収入 |
---|---|---|---|
第1位 | 100万ドルの五稜星(みちしるべ) | 2024年 | 158.0億 |
第2位 | 黒鉄の魚影(サブマリン) | 2023年 | 138.8億 |
第3位 | ハロウィンの花嫁 | 2022年 | 97.8億 |
第4位 | 紺青の拳(フィスト) | 2019年 | 93.7億 |
第5位 | ゼロの執行人 | 2018年 | 91.8億 |
第6位 | 緋色の弾丸 | 2021年 | 76.5億 |
第7位 | から紅の恋歌(ラブレター) | 2017年 | 68.9億 |
第8位 | 純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 | 68.3億 |
第9位 | 業火の向日葵(ひまわり) | 2015年 | 44.8億 |
第10位 | 異次元の狙撃手(スナイパー) | 2014年 | 41.1億 |
第11位 | 絶海の探偵(プライベート・アイ) | 2013年 | 36.3億 |
第12位 | 漆黒の追跡者(チェイサー) | 2009年 | 35.0億 |
第13位 | ベイカー街の亡霊 | 2002年 | 34.0億 |
第14位 | 11人目のストライカー | 2012年 | 32.9億 |
第15位 | 天空の難破船(ロスト・シップ) | 2010年 | 32.0億 |
第16位 | 迷宮の十字路(クロスロード) | 2003年 | 32.0億 |
第17位 | 沈黙の15分(クォーター) | 2011年 | 31.5億 |
第18位 | 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) | 2006年 | 30.3億 |
第19位 | 天国へのカウントダウン | 2001年 | 29.0億 |
第20位 | 世紀末の魔術師 | 1999年 | 26.0億 |
第21位 | 瞳の中の暗殺者 | 2000年 | 25.0億 |
第22位 | 水平線上の陰謀(ストラテジー) | 2005年 | 21.5億 |
第23位 | 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) | 2007年 | 25.3億 |
第24位 | 戦慄の楽譜(フルスコア) | 2008年 | 24.2億 |
第25位 | 14番目の標的(ターゲット) | 1998年 | 18.5億 |
第26位 | 時計じかけの摩天楼 | 1997年 | 11.5億 |
※2025年公開の『隻眼のフラッシュバック』はまだ上映中のためリストに載せていませんが、公開19日間で興収100億円を突破するなど超大ヒット作となっています。そのため、『隻眼のフラッシュバック』から見進めるのもおすすめです。
【本格ミステリー順】コナンの推理が好き人におすすめ!

コナンならではのミステリーが好きな方は、推理やトリック解明をじっくり楽しめる作品から観るのがおすすめ!
特に謎解き要素が濃い作品は、事件の伏線や登場人物の言動に緻密な仕掛けが隠されており、結末までの流れを推理しながら味わえます。
推理しながら映画作品を見たい方は、ぜひ以下から見てみましょう!
作品名 | 公開月 |
---|---|
瞳の中の暗殺者 | 2000年 |
迷宮の十字路(クロスロード) | 2003年 |
14番目の標的(ターゲット) | 1998年 |
水平線上の陰謀(ストラテジー) | 2005年 |
戦慄の楽譜(フルスコア) | 2008年 |
絶海の探偵(プライベート・アイ) | 2013年 |
世紀末の魔術師 | 1999年 |
【本格アクション順】迫力があるコナン映画を見たい人におすすめ!

迫力満点のアクションシーンを堪能したい方は、ド派手な爆発やスリリングな追走劇が満載の作品から観るのがおすすめ!
ヘリコプターでの空中戦、海や街を舞台にした大規模な爆発シーンなど、コナンが知恵で切り抜けるアクションは見応え抜群。
推理だけでなく、ハラハラドキドキの映像美とスピード感を存分に味わえるので、映画館さながらの興奮を味わいたい方は、ぜひ以下の作品からチェックしてみてください。
作品名 | 公開月 |
---|---|
純黒の悪夢(ナイトメア) | 2016年 |
ゼロの執行人 | 2019年 |
黒鉄の魚影(サブマリン) | 2023年 |
紺青の拳(フィスト) | 2019年 |
異次元の狙撃手(スナイパー) | 2014年 |
ハロウィンの花嫁 | 2022年 |
天空の難破船(ロストシップ) | 2010年 |
緋色の弾丸 | 2021年 |
【公開日順】映画『名探偵コナン』のあらすじを解説!

ここからは、劇場版コナン映画のあらすじを公開日順に簡単に解説します!
どの映画から見るかの参考になるので、ぜひ軽く目を通してみてください!
【目次】好きなところから見れます▼
- 【公開日順】映画『名探偵コナン』のあらすじを解説!
- 第1作目:時計じかけの摩天楼(1997年)
- 第2作目:14番目の標的(1998年)
- 第3作目:世紀末の魔術師(1999年)
- 第4作目:瞳の中の暗殺者(2000年)
- 第5作目:天国へのカウントダウン(2001年)
- 第6作目:ベイカー街の亡霊(2002年)
- 第7作目:迷宮の十字路(2003年)
- 第8作目:銀翼の奇術師(2004年)
- 第9作目:水平線上の陰謀(2005年)
- 第10作目:探偵たちの鎮魂歌(2006年)
- 第11作目:紺碧の棺(2007年)
- 第12作目:戦慄の楽譜(2008年)
- 第13作目:漆黒の追跡者(2009年)
- 第14作目:天空の難破船(2010年)
- 第15作目:沈黙の15分(2011年)
- 第16作目:11人目のストライカー(2012年)
- 第17作目:絶海の探偵(2013年)
- 第18作目:異次元の狙撃手(2014年)
- 第19作目:業火の向日葵(2015)
- 第20作目:純黒の悪夢(2016年)
- 第21作目:から紅の恋歌(2017年)
- 第22作目:ゼロの執行人(2018年)
- 第23作目:紺青の拳(2019年)
- 第24作目:緋色の弾丸(2021年)
- 第25作目:ハロウィンの花嫁(2022年)
- 第26作目:黒鉄の魚影(2023年)
- 第27作目:100万ドルの五稜星(2024年)
- 第28作目:隻眼の残像(2025年)
第1作目:名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年)

新一の誕生日前日、街では火薬の大量盗難と連続放火が発生します。
そこへ「次は公園を爆破する」という予告電話が届き、コナンは子どもたちを避難させ、爆弾の仕組みを読み解きます。
しかし、それで終わりではなく、最後には蘭が映画を観に行こうと出かけていた米花シティービルが狙われました。
果たしてコナンは、蘭や街の人々を救い出せるのか…。
【関連】詳しい解説記事はこちら↓


第2作目:名探偵コナン 14番目の標的(1998年)

目暮警部や妃英理、阿笠博士が次々に襲われる事件が発生し、現場にはトランプにまつわる証拠が残されていました。
被害者の名前には必ず数字が含まれており、小五郎はかつて逮捕した元カードディーラー・村上丈の関与を疑います。
次の標的とされるソムリエ・沢木公平の行き先は、開業間近の海上レストラン「アクアクリスタル」。
そこで旭勝義ら招待客と合流しますが、ついに犠牲者が出てしまったのです…。
解説記事はこちら↓


第3作目:名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年)

怪盗キッドがロマノフ王朝の秘宝「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うと予告し、警視庁と大阪府警が警備を強化していました。
予告当日、コナンと平次はキッドを追跡しますが、彼は見事にエッグを奪取。
しかしその直後、逃走中に何者かに狙撃されキッドは大阪湾へ転落してしまいました。
生死不明のまま、もう一つのエッグの存在が判明。
手がかりを求め香坂家の城へ向かう途中、国際的狙撃手「スコーピオン」が関わる殺人事件が発生し、事態はさらに緊迫していきます。
解説記事はこちら↓


第4作目:名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年)

警察官が次々と銃撃される連続事件が発生!
結婚パーティーの最中、佐藤刑事が襲撃され、その場にいた蘭はショックで記憶を失ってしまいます。
蘭は犯人の顔を見ていたため、命を狙われる危険な立場に…。
捜査情報は伏せられ、コナンは独自に真相を追います。
舞台は東京の街から遊園地・トロピカルランドへ。
記憶を失った蘭を守りながら、コナンは迫り来る凶弾に立ち向かっていきます。
解説記事はこちら↓


第5作目:名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年)

西多摩市にそびえる双子の高層ビルで、市議会議員の殺人事件が発生しました。
現場には割られた猪口という不可解な手掛かり。同じ頃、黒ずくめの組織の影を感じ取ったコナンは警戒を強めました。
パーティーの最中に第二の殺人が起こり、さらに中階で爆発が発生。
ビル内に閉じ込められた子どもたち。
迫るカウントダウン。
真犯人の特定と脱出を同時にこなさなければならない極限状態に陥っていきます。
解説記事はこちら↓


第6作目:名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年)

仮想体感ゲーム「コクーン」の発表会で殺人事件が発生。
キーボードに残された不思議な文字列を手掛かりに、コナンはゲーム内へログイン。
しかしAI「ノアズ・アーク」がシステムを乗っ取り、子どもたちを人質に取ります。
解放の条件は、ゲームクリア。
舞台は19世紀ロンドンで、ジャック・ザ・リッパーを追う命懸けのサバイバルが始まりました。
現実の事件とゲーム内の謎。二つの推理を同時に解き明かす壮大な頭脳戦となります。
解説記事はこちら↓


第7作目:名探偵コナン 迷宮の十字路(2003年)

東京・大阪・京都で、美術品盗団「源氏蛍」の関係者が次々に襲われました。
仏像窃盗事件の捜査で京都を訪れたコナンは、服部平次と合流。
しかし平次が弓矢で狙撃される事態に。そして和葉も犯人に誘拐されてしまいます。
義経や弁慶になぞられた呼び名と、奪われた仏像が事件の鍵。
コナンたちは京都を舞台に真犯人を追い詰めていきます。
解説記事はこちら↓


第8作目:名探偵コナン 銀翼の奇術師(2004年)
舞台女優・牧樹里の指輪を狙う怪盗キッドから予告状が届きました。
「公演中に役者に化けて奪う」と読んだ小五郎は厳戒態勢を敷きますが、キッドはなんと工藤新一の姿で登場。
舞台は空へ移動しますが、旅客機の機内では殺人事件と、旅客機が操縦不能になるトラブルが発生します…。
コナンは犯人を見つけられるのか?
そしてキッドと手を組みながら、墜落を阻止できるのでしょうか?
解説記事はこちら↓


第9作目:名探偵コナン 水平線上の陰謀(2005年)

園子の招待で豪華客船「アフロディーテ号」の処女航海に乗り込んだコナンたちは、ディナーの席でシナリオライターの日下や設計者の秋吉と出会います。
しかし翌日、園子が襲われ閉じ込められる事件が発生。
続いて八代貴江が殺害され、八代延太郎も行方不明に。
コナンは日下を追い詰めますが、真犯人への疑念を抱く中、船内で突如爆発が起こり、事態はさらに緊迫していきました。
解説記事はこちら↓


第10作目:名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(2006年)

横浜のテーマパークに隣接するホテルに呼び出された小五郎一行。
謎の依頼人から受け取った腕時計型のIDには、閉園と同時に爆発する時限装置が仕掛けられていました。
解除の条件は過去に発生した事件の真相を発見すること。
服部平次・白馬探も加わり、園内に散らばる手掛かりを追う推理レースが始まります。
解説記事はこちら↓


第11作目:名探偵コナン 紺碧の棺(2007年)

神海島の海底神殿発見で盛り上がる中、宝探しイベントに参加したコナンたち。
しかし、ダイビング中のハンターが死亡する事件が発生し、事故ではなく殺人だと判明します。
さらに、翌日には蘭と園子が拉致される事態が発生…。
事件の鍵は、女海賊の伝説と海図。
海中の迷路を抜け、危機に立ち向かう救出劇が繰り広げられます。
解説記事はこちら↓


第12作目:名探偵コナン 戦慄の楽譜(2008年)

米花市の名門・堂本音楽アカデミーで爆発が起き、3人の音楽家が犠牲になる事件が発生。
コナンたちは堂本音楽ホールのこけら落とし公演に招待され、指揮者・秋庭怜子と出会いますが、彼女の周囲で不可解な事件が連続で発生しました。
やがて元門下生の殺害や調律師の失踪が相次ぎ、コナンと怜子は何者かに襲わる事態に。
一方、公演中のホールでは連続爆発の危機が迫り、蘭たちの命も危険にさらされていきました…。
解説記事はこちら↓


第13作目:名探偵コナン 漆黒の追跡者(2009年)

東京・神奈川・静岡・長野で連続殺人事件が発生し、現場にはアルファベット入りの麻雀牌が残されていました。
捜査の中で、コナンは会議に参加していた刑事が黒の組織のボスと同じ着信音でメールを送っていることに気付きます。
その背後には、コナンの正体を探る黒の組織のメンバー・アイリッシュの姿が。
やがて事件の核心に迫ったコナンですが、次の犯行は東都タワーで計画されていました。
警察・犯人・黒の組織が交錯する緊迫の展開が進んでいきます。
解説記事はこちら↓


第14作目:名探偵コナン 天空の難破船(2010年)

“赤いシャムネコ”を名乗るテロ組織によって、とある研究所が襲撃され、致死性バクテリアが奪われる事件が発生。
一方で、鈴木次郎吉は怪盗キッドに飛行船内で宝石を奪い取ってみろという挑戦状を叩きつけました。
コナンたちはベルツリー号に乗船してキッドを待っていたのですが、そこへ赤いシャムネコが登場。
バクテリアを元に飛行船内の乗客を拉致していくのでした…。
解説記事はこちら↓


第15作目:名探偵コナン 沈黙の15分(2011年)

再選を果たした都知事に届いた脅迫状が届きます。
そして、開通したばかりの地下鉄が爆破される事件が発生するも、なんとかコナンのおかげで危機は免れました。
犯人はダム建設関係者と判明し、コナンたちは新潟の移設村へ向かうことに。
そこでは、殺人事件や大規模な爆破が発生。
コナンは犯人を突き止めることができるのか!?
解説記事はこちら↓


第16作目:名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年)

コナンや少年探偵団がサッカーの試合を観戦していたところ、小五郎のもとに大規模な爆破を予告する電話が届きました。
連続爆破を止めるには、犯人が送りつけてきた暗号を解くしか方法がありません。
手掛かりは「フリーキック」や「壁」といった犯人が送った謎のキーワード。
コナンは暗号解読を行い、爆破場所や犯人の狙いを突き止めていくことにしました。
解説記事はこちら↓


第17作目:名探偵コナン 絶海の探偵(2013年)

京都・舞鶴港で行われるイージス艦「ほたか」の体験航海に参加したコナンたち。
しかし、爆発物を積んだ不審船が発見され、日本全土が緊張状態に包まれていました。
艦内見学中、異様な音や不審な出来事が続く中、注排水装置から自衛官の左腕が発見され、事件は本格捜査へ。
やがて女性自衛官・藤井七海が情報保全隊員であることが判明し、艦内には某国のスパイ「X」が潜入している可能性が浮上しました。
解説記事はこちら↓


第18作目:名探偵コナン 異次元の狙撃手(2014年)

ベルツリータワーのオープンニングセレモニーに訪れていたコナンたち。
そこで、突然銃弾がガラスを突き破り、一人の男が殺害されました。
犯人は超遠距離から正確に撃ち抜く腕を持つ狙撃の達人。
コナンは急いで現場に向かうと、軍事訓練を思わせる痕跡が残されていました。
次々と新たな標的が示され、街は混乱の渦に。
果たしてコナンは犯人の狙撃を阻止することができるのか!?
解説記事はこちら↓


第19作目:名探偵コナン 業火の向日葵(2015)

次郎吉がニューヨークで落札したゴッホの「ひまわり」を含む7枚を日本に揃える計画を発表。
その警備に「7人のサムライ」を招集しました。
しかし、怪盗キッドが突如現れ、専用ジェット機爆破事件や絵画の盗難が相次ぎ、コナンはキッドの行動に違和感を抱くように。
ゴッホの名画「ひまわり」を落札した鈴木次郎吉は、「7人のサムライ」と呼ばれる警備を配備し、日本へ空輸していました。
やがて最高警備の美術館で「ひまわり展」が開幕し、謎の暗号とともに大規模火災が発生!
コナンは「ひまわり」を守り、キッドの真の目的を解くことができるのか?
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第20作目:名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年)

警察庁から諜報員リスト「NOCリスト」が盗まれる事件が発生。
安室透と赤井秀一が犯人の女性を追跡しますが、事故で消息を絶ちました。
翌日、コナンたちは東都水族館で記憶を失ったオッドアイの女性と遭遇。
彼女は黒の組織のNo.2「RUM」の腹心・キュラソーでした。
警察庁のデータベースに女スパイが侵入し、機密データを盗まれる事件が発生。
組織もキュラソーを追い、水族館にはジンやベルモットが集結。
キュラソーが記憶を取り戻す中、世界中の諜報員に危機が迫り、コナンは真相解明に奔走していきます。
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第21作目:名探偵コナン から紅の恋歌(2017年)

大阪のテレビ局で百人一首団体「皐月会」の番組収録に同行したコナンたちは、平次を「未来の旦那さん」と呼ぶ高校生チャンピオン・紅葉と出会います。
その直後、テレビ局が爆破され、和葉は負傷した友人の代わりに大会「皐月杯」へ出場することに。
紅葉は和葉に「勝ったほうが平次に告白」と挑戦状を突きつけ、和葉は特訓を開始。
一方、京都ではかるた名人殺害事件が発生し、皐月杯にも新たな危機が迫りました。
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第22作目:名探偵コナン ゼロの執行人(2018年)

東京湾の巨大施設“エッジ・オブ・オーシャン”で爆発が発生。
なんと現場に残された遺留品から小五郎の指紋が検出されたことから、小五郎が容疑者として逮捕されてしまいます。
事件の背後には公安警察の安室透の姿…。
コナンは公安による捏造を疑い、操作を進めることにしました。
果たして安室透は”敵”なのか?”味方”なのか?
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第23作目:名探偵コナン 紺青の拳(2019年)

シンガポールの高級ホテル「マリーナベイ・サンズ」にて、弁護士が殺害される事件が発生。
現場には怪盗キッドのカードが残されていました。
一方、日本にいたコナンは、なぜか目覚めるとシンガポールにおり、キッドが自分を連れてきたことを知ります。
今回のキッドの標的は世界最大級のブルーサファイア「紺青の拳」。
濡れ衣を晴らそうと動くキッドでしたが、宝石を狙う別勢力が暗躍し、事態はシンガポール全体を巻き込む大事件へと発展していきました。
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第24作目:名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年)

世界的スポーツの祭典WSGに合わせ、時速1,000km級の新型リニアが開業しました。
パーティーに参加されたコナンや少年探偵団。
しかしそこで、鈴木史郎が何者かに拉致される事件が発生し、後にWSGスポンサーの社長も次々と誘拐されていたことが判明。
今回の事件が15年前に起きたものと類似していると考えたコナンは、赤井秀一と協力して事件の真相を突き止めていくことにしました。
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第25作目:名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年)

渋谷のチャペルで高木刑事と佐藤刑事の結婚式が行われる中、暴漢が乱入。
高木が撃たれるが、これは脅迫状への対応訓練でした。
一方、安室透は3年前の爆弾事件の犯人を追跡中に首輪爆弾で爆風に巻き込まれてしまいます。
翌日、警視庁前でロシア人男性のタブレットが爆発し小五郎が重傷に。
安室の首にも爆弾が仕掛けられていることが判明し、事件の背後にはロシアの殺し屋「プラーミャ」の影が迫っていました。
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第26作目:名探偵コナン 黒鉄の魚影(2023年)
園子の招待で八丈島を訪れたコナンたち。
そこで、ユーロポール職員殺害事件と、海洋施設「パシフィック・ブイ」を巡る陰謀に巻き込まれてしまいます。
施設の女性エンジニア・直美が黒の組織に誘拐され、彼女の開発した老若認証システムによって灰原の正体が暴かれてしまうのでした。
さらに黒の組織の幹部ピンガが潜入し、灰原は深海の潜水艦に監禁される事態に…。
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第27作目:名探偵コナン 100万ドルの五稜星(2024年)

函館の斧江財閥に、怪盗キッドから土方歳三ゆかりの刀を狙う予告状が届きます。
宝石専門のキッドが刀を狙う理由に疑問を抱くコナンでしたが、予告通り刀は盗まれ、平次との追跡劇の中でキッドの素顔の一部が露わに。
翌日、平次が姿を消す中、港で刀傷のある遺体が発見されます。
さらに財閥顧問弁護士の殺害事件が起き、“死の商人”と呼ばれる武器商人の存在が浮上しました。
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第28作目:名探偵コナン 隻眼の残像(2025年)
長野・未宝岳で逃亡犯を追っていた大和敢助刑事が狙撃され、雪崩に巻き込まれて消息を絶ちました。
10か月後、国立天文台で研究員襲撃事件が発生し、行方不明だった敢助が突如姿を現します。
同時期、小五郎の元同僚“ワニ”が射殺され、コナンたちは長野県警と共に捜査を開始。
雪崩事件の背後には銃砲店強盗と被害者家族の因縁が潜み、山中では謎の狙撃が相次いでいました。
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【まとめ】コナン映画は気になる映画から見てOK!
劇場版『名探偵コナン』は、公開日順に観るとキャラクターの関係性の変化、作風の進化などを自然に追えるため、シリーズ全体を深く味わいたい方には特におすすめです。
とはいえ、各作品は1本で完結しているため、気になるキャラクターが活躍する順番で観たり、原作との関連が強いエピソードを中心に選んだりと、自分好みの順番で楽しむのもアリです。
今回紹介した順番やあらすじを参考に、「この作品から観たい!」と思える一本を見つけて、ぜひコナン映画の世界に飛び込んでみてください。
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